逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

12/22
火曜日の定休日
逗子(鎌倉沖)に水中写真撮影の自主練で潜って来ました
ようやく透明度も安定してきました

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

天気も晴れ
陽が出れば極寒って訳では無いです。ドライスーツ着てれば少し暑いくらい…(^^;)
水温もまだ18℃で全然行けますね

前から見たいと思って見れなかったコイツを撮りに来ました

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

この人です!
なんだオルトマンワラエビか…いえ!違うんです
そっくりなんですが、こちらは超レアな「ムギワラエビ

オルトマンワラエビ 三浦 ダイビング 宮川湾

こっちがオルトマンワラエビ
どこが違うのかというと、脚の関節部分の色
黒白黒」→オルトマンワラエビ
赤白」→ムギワラエビ
後は、オルトマンワラエビの方が、脚に点々が目立って見える…のでよく見ると違いが分かります

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

このムギワラちゃんはなんでレアなのかと言うと、普段かなり深い場所に生息しているらしく、70m~400m位の深海にいるそうなんです
そう考えるとめっちゃレアなんですが、夏からずっと逗子の「ツブ根」に二匹でいるんですよ

なので予想通り、抱卵してました
ここ鎌倉の沖で子供たちが育ってくれると嬉しいですね(^^)

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

そう言えば、昔(2001年頃まで)この手のエビ(ホントはヤドカリの仲間)は皆ムギワラエビって呼ばれてて「いやこれオルトマンワラエビですよ」って誰かが気付き、結局よく見たら「なんだよこの辺りで見れるのはオルトマンワラエビばっかりじゃん!」って事になり、たまーに見つかるムギワラエビに「おぉ~」って感動した…いきさつがあるそうです(ややこしい)

因みにオルトマンワラエビの名前の由来は、ドイツの生物学者アルフレッド・オルトマン博士(1863年 - 1927年)が由来だそうです
因みにムギワラエビもオルトマン博士が発見したそうです。すげー

そんなムギワラちゃん、深い所に行ってしまう前に見に行きましょう!
定点で見られるところ、あんまり聞いたことないので貴重!!

他にも…

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

イソギンチャクモエビ
アップで撮ると相変わらず綺麗なエビですね
しかしもろエビ反りです

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

ミヤコウミウシ

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

コケムシを一生懸命食べてる コミドリリュウグウウミウシ
体がコケムシと同じ色になってますね

ウミウシがボチボチ増えてきましたよ(^^)

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

子供の時の方が断然かわいい キツネベラの幼魚

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

後ろから撮ったら、なんとウンチする直前
狙って撮れるわけでは無い貴重なショット(笑)
お食事中の方スミマセン…

逗子 ダイビング 鎌倉沖 ムギワラエビ

ネンブツダイ
相変わらず群れが凄いです
群れてない時がないのが、ここのポイントの長所ですね~

その群れをイナダ(ブリの子供)が襲ってました

野生の生き物達の弱肉強食な厳しい自然の摂理を観察できる、地元の誇れる素晴らしいダイビングポイントだと思います

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