水中写真を上手く撮れるようになりたい

水中撮影は近年撮影器材の進歩で比較的簡単になってきました。(フィルムでの撮影を考えたら格段の差!?)なにげなく撮影しても結構綺麗に!

ただ、しばらく撮り続けていると・・・どこか似通った写真ばかり、少し好みと違う様な気がする。けど、どうすればいいのか分からない。こんな話を聞きます。

そこでタイトルの「水中写真を上手く撮れるようになりたい」ということを考えてみましょう。上手く撮れるとはどういうことでしょう?インパクトのある少し違った写真が撮れる。自分の好み通りの写真が撮れる。フォトコンで入賞出来る写真が撮れる。水中で落ち着いて撮影できる。または水中で格好良く写真が撮れる?なども入るかもしれません。挙げてゆけばまだまだ出てきそうです。それぞれの解決策もまた多数あります。

ここで全ての解決策はもちろん書けませんがその中のいくつかを解決する方法を書いていきます。

多く潜ってたくさん撮る。毎週、いやいや毎日、どんどん潜ってどんどん撮る。多くの経験をつんでいけば上達すると思います。そのレベルアップのスピードはわかりませんが・・・

これはほとんどの人達には出来ませんね。そして潜って撮るだけでは効率もあまり良くないと思います。「経験=実際潜って撮ること」は重要ですがそれ以外にも必要な知識、スキルを身に付けることで上達スピードが上がります。これは撮影だけでなくダイビングの知識スキル、被写体の知識なども必要になってきます。ただ、これら全てを自分一人で習得するのは厳しそうですね。

そこでラウトで(お手伝い)出来ることを紹介します。

リクエストによる撮影ファンダイブの実施

今出ている情報の生物の撮影をしたい。などの良くあるリクエストはもちろん、次のような少し特別なリクエストもOK!一本のダイビング一つの場所でねばって生き物の様子を撮影したい。通常のファンダイビングでは中々出来ませんが色々な事を試すことも出来て、満足いくまで撮ることによって新しい発見もあるかもしれません。この時エンリッチガス(ナイトロックス)を使用して2本のシリンダー装備(バックマウント、サイドマウントどちらでも)で潜ればますますねばれます!(ダイビングサイト条件やダイビングスキル、天候その他でリクエストにお応えできない場合もあります。ご了承下さい)

各種ライセンス、スペシャルティ、プログラム受講可能

上でも書きましたが多くの知識やスキルを身に付けるのは自分だけでは大変です。そこでダイビングの先輩たちの知識や経験をもらってしまいましょう。実際にラウトではライセンス、スペシャルティ、プログラムという形で提供しています。まずはフォト関係のスペシャルティですね。これが基本になります。そして撮影は被写体のことを知ることで余裕と幅が生まれます。ナチュラリスト、魚の見分け方、シー・スラッグなどのスペシャルティで対応出来ます。またダイビングのストレスを少なくすればその分撮影に集中出来ます。具体的にはダイビング最中に自分のいる場所がわからず不安になる。これはナビゲーションのスペシャルティ、プログラムで対応出来ます。エアの消費が少し多くてストレス。これはダブルシリンダー、サイドマウントのスペシャルティで対応出来ます。もしはぐれたらどうしよう。実際はあってはいけないことですが自然相手ですからリスクはあります。これは、セルフリライアントダイバーのスペシャルティで対応出来ます。これらでストレスを減らしましょう。そしてもっと深くに長い時間潜って撮りたい。こんなときにはテクニカルダイビングへの道が待っています。他にもまだまだあります。ご質問ご相談下さい。

水中撮影トレーニング

上の内容にも関係しますが水中写真を上手く撮れるようなるためのトレーニングツアーを開催します。スペシャルティなどを受講した後にもっとスキルアップしたい等のリクエストにお応えします。内容はその時々で柔軟に対応できます。具体的には撮影のための浮力コントロールトレーニングや初心者向け撮影器材の水中での取り扱い、その他、外付けストロボ(一灯、多灯)コントロールのトレーニングなどです。これらに限らずご希望があればご相談下さい。

水中写真家によるセミナーの開催

写真の上達にはもちろん写真の知識も必要です。書籍やネットにも多くの情報があります。それらも大いに利用してください。それにプラスして水中写真家のセミナーを受講すれば実際その時期の海に合わせた知識情報や目的に合わせた写真の撮り方なども聞けます。そして他ではあまり聞けない経験談なども参考になると思います。また、自分の撮った写真を見てもらったりも出来ます。写真は多くの写真を見て、多くの写真を見てもらうことも上達に役立ちます。

プロダイバー(インストラクター)向け水中写真講習

ダイビングインストラクター向けにも講習を行っています。レベルに合った水中写真の話し。写真の評価の方法、撮影後の写真の利用例、その他情報を提供します。また、上記の水中写真家を交えての水中写真談義なども行えます。

 

その他、撮影器材についてや水中撮影にかかわるダイビング器材のご相談ご質問なども承ります。

楽しみながらスキルアップを目指しましょう。