呉の軍港を歩き思った事
広島と言えば
軍港として栄えた街 呉
呉と言えば
まずは海上自衛隊史料館
ダイビング絡みで言うと、水中爆破物処理班 通称EOD
昔、うちのメンバーさんにもいらっしゃいました
凄い方でした
使うBCDはリブリーザー
水中機雷に反応しないよう、材質や排気される泡を抑えた機能など、特別な使用で処理するそうです
太平洋戦争時の日本近海に置かれた水中機雷敷設数はなんと66,000個
これを一つ一つ海上自衛隊の方々は処理して行ったわけです…(勿論未処理のものもまだ多くあります)
気の遠くなる作業でもあり、殉職された方もいたそうです
横須賀でもやってる「艦船巡り」
湾内に停泊してる艦の種類が多くて内容盛りだくさん過ぎる…
色んな船に日本は守られてるんだと大いに勉強になりました
そして海の警察「海上保安庁」の映画「海猿」の訓練シーンにも出てきた有名な「両城の階段」
200段、仙崎の気分で登ってきました😅
最後にやはり呉の人気スポットと言えば「大和ミュージアム」
ミュージアムの入り口には、戦艦陸奥の主砲とスクリュープロペラと主舵
戦艦陸奥と言えば、瀬戸内海に沈んでいますが、当店テックダイバーのTさんも潜られましたね〜
館内にはこのミュージアムの顔とも言える1/10スケールの大和の模型
凄い精巧な作りです
この当時世界最高レベルの戦艦も、最後は特攻作戦で沖縄に向かう最中に米軍艦載機の攻撃を受け、鹿児島沖で沈没しました
上記の呉は今も海上自衛隊の地方総監部として機能しており、昔で言う軍港のイメージはまだ残っています
そして広島は14万人の方が原爆で亡くなった都市でもあります
国として戦争は放棄しても、自国を守る為に必要な物は必要なのは分かりますが、色々複雑な気分にはなります
2023年の現代でも、いまだに戦争が絶えないですが、平和な世の中になって貰いたいものです…