例の沖縄の事故を思う

神子元 ドリフトSP ダイビング 講習(上記写真は神子元でのドリフトダイビング)

例のドリフトダイビングの事故がメディアで取り上げられていますが…

ダイビングツアーを主催した業者の代表 は
「流れないのが一番ですけど、なってしまうもんじゃないですか。どんなに対策練っていても、トラブルって予期せぬときに起こってしまうんで」
と回答しています
yahoo NEWS

ちょっと記者からどんな質問されたかは分からないですし、記事の上げ方にも何となく悪意と言うか考えさせられる上げ方をしてる報道も何社かありました
海水浴シーズンを前に少しオーバー目に表してるタイトルも感じました

とにかく大事に至らなくてよかった…とダイビング業界関係者は勿論、海のレジャー関係者は全員思ってる事でしょう

 

事故に対して供えておくもので大事なのは
ダイビングスキル
器材
緊急時における手順の把握
だと思うんです

 

中性浮力 ダイビング

ダイビングスキル」は目的や目標に合わせて、確実に習得しておきましょう
大事なのはそれが出来ている事をちゃんと評価してくれる人間に見て貰う事です
ネットや動画だけ見て自分で判断して「自分は出来てる」と納得するものではありません
インストラクターとの信頼関係が大切だと思います

 

レック 沈船 熱海 ダイビング SP ペネトレーション

器材」は持っていても上手く使いこなせないと意味がありません
またダイビングのスキルアップに欠かせないのが、この器材を使いこなすと言う所にあります
また「常に正常に使用できる」概念を持ちましょう
無くならないだろう、ちゃんと作動するだろう、大丈夫だろう…は勿論100%言い切れなくても、普段からしっかり整備をやっておく事でトラブルに合うパーセンテージはかなり下がると思います
また「バックアップ」の器材も持つ事もダイビングにおいて必要な考え方です

 

レスキュー ダイビング 事故 トレーニング

緊急時における手順の把握」は100%防げない事故が万が一起きた時に、落ち着いて正しく順序良く実行する事で、事故の規模を拡大する事を防ぐことが出来ます
普段からの意識と把握とトレーニングが必要です
誰かが助けてくれるだろう、何とかなるだろう…はNGです
色んなパターンを想定して、普段からそれに対応する考え方が必要だと思います

 

…上記の3つだけで全ての事故に対応出来る訳ではありませんが、後で後悔しないように準備しておく事にやり過ぎると言う事はありません
それが大自然と言う環境下で楽しむためのルールだと思います

「後悔先に立たず」にならないように常日頃準備しておきましょう!