7/11,火曜日でしたが、当店でSDGsの理解を深める為の講義を「ゲーム」を使って教わる事が出来る講習会が当店で開催されました

先日の写真会参加店舗のスタッフが参加し、講師の先生をお迎えして受講しました

 

SDGsとは 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals）の事

貧困、紛争、気候変動、感染症
人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面していて、このままでは人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています

そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な17の目標を立てました

 

とは言え、私達はまず何をすれば良いのか…？

それを分かりやすく、年齢を問わず、どこの国の方でも楽しめる形式で、理解して広めていく為に作られた今回の「ゲーム」を専門の資格を持った講師の先生にお願いしたわけです

 

初めに個々の目標達成のカード
時間カード、お金のカードが配られます

目標達成のカードはそれぞれ違っていて「時間を重要視する人生を選ぶ」方や、とにかく裕福になりたい為に「お金を稼ぐ事を目的」とするカード…など様々なゴールを参加者に1つ当てられます

なぜか吉田の目標は「大いなる富」を得る事（笑）

 

ゲームは今の世の中の状況をメーターで表します

①経済②環境③社会
をマグネットの数で表します
数が多い程、その分野が潤っているという事を表しますが、勿論均等である事が目標です

 

そして5枚のプロジェクトカードが1人ずつ当てられます
例えば「途上国での産業復興」をするプロジェクト行うと、個人的には支出は300 収入は500入り200の儲けですが、世の中の状況メーター的には経済は＋1、環境は-1となる…と言う感じです

参加者はこのメーターを見て、今何を行わないと行けないのかを判断してプロジェクトを遂行して行きます

と言っても開始時はやはり各々が目標を達成する事に邁進します😅

すると当然利益を追うと、経済は潤いますが「社会」と「環境」が低くなり、住みにくい世界へとなって行きます

戦後の日本のようです

 

ゲームは前半と後半に分け、中間報告で目標が達成されてる人数を確認します
今回は7人でプレイしたのですが前半で目標を達成出来てたのは3人でした…
このままでは全ての人が幸せに暮らせる社会では無くなってしまいます

このゲームの面白いところは、ゲームを達成するのにあたり、あまりルールを作らない所にあります

なので後半は、お互いがカードのトレードを始めたり、一旦経済の発展はストップして、環境と社会のメーターを上げよう！と言う雰囲気になりました

すると…

後半終了時にこのような結果になり、7人中6人が目標を達成する、地球上のほとんどの方が幸せに暮らせる世界の結果となりました😊

面白かったのが、このSDGsが制定された2015年からをスタートとして、前半の時間が8分（8年）
そして途中経過の発表時を2023年の現在として、後半は2030年迄を想定すると7分（残り7年）の時間内でゲームが行われた事

プレイした感想は非常に短く感じた事

2015年にSDGsが制定されて既に8年が経過している訳ですが、その間に我々は何が出来たのでしょうか？
またSDGs達成の2030年迄、後既に7年しか無い訳です…
それ迄に何が出来るんでしょうか？

そしてSDGsを理解、認識している年齢層の30代から50代と言う社会の中枢の人間の圧倒的な認識率の低さが日本では問題になってるそうです

今の10代から20代は学校の授業で何度も習ってるそうで、1番考えが遅れているのは我々大人だそうです

その認識をこの15分足らずのゲームで理解出来るのは、かなり考えられた物でした

我々はダイバーとして14番の「海の豊かさを守ろう」を、世の中の人達の先頭になって実行して行かないといけない立場ですね

これから次世代の若者に、我々が楽しんでいる海と言うフィールドを残していけるよう、正に今から取り組める事は何なのかを考える時に来たのかもしれません

 

何やら大人達我々が1番意識して勉強しないといけない事かもしれないと感じた講義でした

先生はいつでも呼んで頂ければ、やりますよ！…と言って頂いたので、ラウトでもメンバーさんに集まって頂き開催したいと思っております

また告知します！