
ボートダイビングでは必携のサーフェスマーカーブイ
実際、どのように使用するのかのお問い合わせが結構あります
上の写真にあるフロート(ディレイドサーフェスマーカーブイ)の水中からの打ち上げ方の1つの例を紹介します
7mのライン付きのフロート上げ方法です
神子元でドリフトダイビング終了直前、流されながらスタッフが上げた例をご覧下さい

まずは流れてる方向に岩などが無いか、バディは近くにいるか・・・など周りを良く確認します

素早くフロートに巻きつけているラインを下に向けて解きます
※ロープの先には重りが付いてるので、そのまま落とします

ロープが完全に解けたら、フロートの口を広げます
※鉄板が入ってるので開けたらそのまま口は開いたままキープされます

フロートに空気を入れる分、浮力が増すので先に入れる分のエアーをBCDから少し抜いておきます
※この時沈まないように、浮力調整(呼吸のペース)を注意する

そしてフロートの開いてる口から少しずつエアーを入れていきます
※浮上時にある程度膨張するので、全て入れるイメージでなくても良い

ある程度エアーが入ったらフロートを離します
※持ったままだと当然水面まで持っていかれるので、離すタイミングが大事!

水面にフロートが出たことを(透明度が良くて見えるなら)確認し、まっすぐ立つように張った状態で持ちます
※ラインをしっかり張ってる手応えがあればフロートは水面でしっかりと立っています

フロートが水面に立った状態をキープ
※この時浮かないように注意!BCDをコントロールし浮力調整をします

安全停止を3分間行います
水深計を見て5mをキープしつつ、ラインはフロートが倒れないようにしっかりピンと張った状態をキープし、バディと離れないように注意します
※流れてる場合は流れてる先に視線を向け、地形に注意しながら泳ぎます
とまぁこんな感じですが
言うのは簡単
やるのは…なかなか難しいです
専門の講習もあるので苦手な方は是非チャレンジしてみてください