6/16-17でお休みを頂き、千葉県の佐原に行って来ました
川越と同じく「小江戸」と呼ばれる街で、利根川を利用した水運業で栄えた街です
古い家屋が街道沿いや川沿いに並んでいて情緒あります
佐原観光はこの時期が良いかもしれません
真夏程暑すぎず、小野川沿いの柳の木の葉も良い緑色をしており、川との情景を良いものにします
あとはアヤメが綺麗ですね～
近くの水郷佐原あやめパークもお勧めです
街中の街灯に付く彫刻…
これはお祭りで見かける「山車」ですね
7月と10月に行われる「佐原の大祭」は日本三大山車祭りの1つで、ユネスコ無形文化遺産や国の重要無形民俗文化財に指定されています
山車の上部には4mの生人形が飾られます
かなり特徴的な山車です
ここ、水郷佐原 山車会館も、お祭りの歴史が分かり楽しいですよ
そしてやはりこの方が済んだ街で有名です
伊能忠敬さん
江戸時代に日本全国を測量し、初めて実測による日本地図「大日本沿海輿地全図」を完成させた方で、教科書にも登場しましたね～
この方が凄いのは、元々商人の身分から(しかもかなりのビジネスマンです！)50歳頃の隠居後に暦学(天文学)を習う為江戸に渡り、その知識を活かして、日本全国への測量を開始するに至ったと言う事実…
何歳になっても目標を高く掲げ、学ぶ事を継続する…
若い間に色んな知識や経験を積み、そしてお金を蓄え、ここぞと言う時には惜しみなくそれを使い、人生を楽しく全うする…
実に隠居時代から始めた日本全国の測量は17年間に及び、現在のランドサットで測量した地図と見比べても寸分違わない正確な物を、江戸時代に作成する事が出来た凄い人な訳です
天文学やるくらいだから、ロマンチストだっただろうし、もの凄い量の本も読んでおられ知識にも長け、商売にも長けた素晴らしい人だったんでしょうね～
ここ「伊能忠敬記念館」は是非若い方に行って頂きたいです
館内で、唯一撮影OKのコーナーがあったので見てみると…
なんと我らが住む、神奈川県内の測量データでした
(小坪の字が読めます！)
色々人生を考える旅となりました
自分もまだまだ色んな経験を積んで、残りの人生に備えたいと思います…(^^)
おしまい
