
9/11
小田原のダイビングポイント「江之浦」にて
中性浮力講習がマンツーマンで開催されました
受講された方は、最近沖縄でCカードを取得
今月また沖縄でAOWコースを受講する事になり、その前に基本的な中性浮力スキルを身に付けたいとお越し頂いた鎌倉在住の男性Iさん

まずは基礎中の基礎練習の「フィンピボット」で呼吸の長さと、吸う&吐くタイミングを確認します
どれだけ吸えば体が浮いて来るのか?
どれだけ吐けば体が沈んで来るのか?

それをフィンの先端を水底に着けたまま、左右のバランスを調整しつつ、水底に手を着くことなく、またフィンが水底から離れないように呼吸のペースを確認します
動きが安定してきたら…

45度の角度でピタッと止まってみます
ここで上下に体が浮き沈みしてしまうのは、タイムラグを考慮した呼吸が出来ていないから
吸うと肺に入れた空気の影響で、暫くしたら体が浮いてきます
同じく吐いてすぐに体が沈むわけではなく、間をおいて沈んできます
その時間的なズレを意識しながら、どのタイミングで吸って吐くかを見極めます
そんなこんなで中性浮力の呼吸のタイミングがつかめてきたら…

前を行く、インストラクターの
・水深
・間隔
・ペース
を合わせて後ろを付いて行きます
水深も変化して行くので、その水深に合わせてBCDに給排気の操作が必要になってきます
またフィンキックも効率が悪く、しっかり蹴れていないと、キック数が多くなってしまい息が上がってしまい、結果呼吸が多くなり、沈みがちになってしまいます

なのでフィンキックワークもしっかりと身に付けて頂きます

そして江之浦名物の「水中ドラえもん」まで到着
ここで水深12m程
帰りは、水深が浅くなるにつれて水圧の影響が弱くなってきます
するとBCDの中のエアーは膨張を初め、浮きやすくなってきます
インストラクターに付いていきながら「水深」「間隔」「ペース」を同じく合わせながらエキジットエリアまで浮かずに帰って来る…
勿論、呼吸のペースは先程練習した時のフィンピボット時の呼吸を維持する…
行って帰って来るだけでも、色んな事を意識しないといけないのが「中性浮力」ですが、これが無意識に出来るようにならないと中性浮力が取れたとは言えません
Iさん、頑張ってくださいね!