今年も近場の小田原の早川ビーチで出てますね~
親ダンゴウオ
photo by 早川ダイビングサービス
写真は昨年のですが、今の時期は色も豊富で個性的なのがいっぱい
お腹パンパンでこれから出産が楽しみです
大きくて写真に撮りやすいダンゴウオを撮影するなら今です!!
そして、産卵が終わると待望の
頭の部分に白いラインが描かれた赤ちゃんダンゴウオが見られます
写真は水中でよく見かける海藻「カジメ」の拡大写真
どれだけ小さいかが分かります
そこにゴマ粒程の赤ちゃんダンゴウオが乗っかってるんですが、その頭にはいわゆる天使の輪の模様が出ており、しばらくするとこの模様も消えていくので(大体10日前後だけ)赤ちゃんだけに見られる希少性と、産まれたての赤ちゃんを天使に見立てて表現する事で被写体として人気があるんですが、この模様の本当の表れる理由は「擬態」
チャイロタマキビガイ
同じく海藻につき、ダンゴウオの赤ちゃんのように頭に白いラインが見れます
こいつが同じように海藻の葉につくので、動きの鈍い赤ちゃんの内はこの貝に擬態してるんですね〜
遺伝子の力は素晴らしい…
そんな貴重な天使の輪が見れるのは、毎年2月上旬から中旬にかけて出始めます…が今年は水温が高めなのでどうかなって思ってましたが、親ダンゴはしっかり出てるので、注意して観察し、情報を待ちましょう!