水温上昇でサンゴが白化して来ました…
今年は水温が全体的に非常に高いです
伊豆近海の海でも30℃以上…
実際、最近の伊豆の水中水温は27℃〜29℃
水着で潜れそうな温度です
先日の平沢ビーチのサンゴ養殖場でも、一部サンゴの白化が見受けられました
このまま行くとこのサンゴも死んでしまいます
そう、この白化はサンゴが死んだ姿ではなく、サンゴの骨格に生息している植物プランクトン「褐虫藻:かっちゅうそう」が水温上昇に伴い、死んでいなくなってしまい、サンゴの白い骨格が見えている事を白化と呼びます
この2種類の生態の関係は、サンゴ自体が褐虫藻の宿と餌である二酸化炭素を提供し、褐虫藻は光合成から作られた酸素を、サンゴに分け与える共生関係になっている訳です
なので、このまま褐虫藻がサンゴにつかない日が続くと、いずれサンゴも死んでしまいます…
たまに来る台風で水温を掻き回さないと、海の生物達も生存して行けなくなるわけですね…
あったかい〜と喜んでるだけでは駄目なんですね
難しい…