
ハンマーヘッドシャーク
変わったこのハンマーのような形の頭には、研究の結果様々な利点があるそうです
●視野の確保
そのハンマーのような形の頭の両側に目があり、非常に広い範囲を見ることが可能です
●特別な器官の発達
ただ左右の目が別々の方向を向いているので、視差を利用して距離を測ることができません
この視野の弱点を補うために、頭の下側にロレンチーニ器官と呼ばれる特殊なセンサーが発達しました
これは生物が出す微弱な電気を感知して、まるで掃除機をかけるように砂の中にいる獲物を探し出して食べることができるそうです
●小回りの利く動きが可能
この大きく平たい頭の形が、水中での素早い方向転換に役立っているのではないかと言われています
飛行機の翼のように揚力を得るのに使って泳げる結果、視野の弱点も克服しているのではないかとの事です
サメの骨は殆どが軟骨で、歯以外はほぼ化石に残らないため、進化の過程を調べる事が非常に難しく、色んな研究結果から世界中の研究者が考察しているそうです
参考HP→コチラ