
海洋実習では以下の中性浮力トレーニングを行っています
◆フィンピボット 呼吸のペースとタイミング
◆深度毎の浮力調整
◆ホバリング バランス感覚の習得
◆トリムの維持
◆効率の良いフィンキック
◆適正ウェイトの調整
フィンピボット

調整・確認するのが呼吸のタイミング
息を吸いすぎると水底から大きく浮いてしまい、吐き過ぎると水底に接触…
呼吸の量(肺に入れる空気の量)も大事ですが
沈みきってから吸うのではなく、沈み始めたら吸い始める
浮ききってから吐くのではなく、浮き始めたら吐き始める
…と「呼吸し始める時のタイミング」が重要

「呼吸のタイムラグ」をまずは徹底的に習得します
それが出来ると

このように45度の角度で停止が出来るようになります
この停止が出来ると生物観察や写真撮影が快適に行えるようになります
またホバリング習得のカギにもなりますので、しっかりと練習して頂きます
深度毎に浮力調整

深場でBCDやドライスーツに入れた空気は、浅場では膨張して浮力がつき、排気が遅れると水面まで浮いてしまいます
浅場へ移動する際にどのタイミングで排気すればいいのか?
また水底へ潜降する場合どのタイミングで給気をすればいいのか?
など水深が少しずつ変化するビーチポイントで、深度毎の給排気の練習を行います
ホバリング

目線に目標物を合わせて、同じ深度で止まります
この時に
「前後左右のバランス」
も取れるように練習します


また水底スレスレでのホバリングも練習します
これが出来ると、砂地の生物を探しながらの移動も出来ますね
トリム(水平姿勢)で流線型に

水中に設置しているフラフープなどの「輪」をくぐり、トリム(水平姿勢)の状態を体で覚えます
水の抵抗を受けずに泳ぐ練習で、移動の際の姿勢が悪いと水の抵抗面積も増え、呼吸の効率も悪くなります
なので「流線型」で落ち着いて水平移動できるように練習します
効率のよいフィンキック

中性浮力が取れても、フィンワークが悪いと、無駄な動きが増え呼吸も上がってしまい良い中性浮力には結びつきません

当店ではご希望の方に、ご自分の脚力に合ったフィンはどんなフィンなのかを色々とお試し頂けます
適正ウェイト調整

ダイビングで使用するシリンダーには「スチール」と「アルミ」の2種類あり、比重の違いからウェイトの量が変わってきます
また着るスーツがドライスーツかウェットスーツかでも大きく変わりますし、使用されている生地やその厚みによっても変わってきます
ドライスーツの場合は中に着るインナーウェアによっても毎回浮力も変わってきます


また多く身に着けるウェイトも分散させて身につける事により、腰などへの部分的な重さの負担軽減や前後左右のバランスにも影響してくる重要な考慮すべき部分です
当店の中性浮力トレーニングではウェイトの量と位置関係、色々なウェイトの身に着け方法も詳しくお伝えしています
以上の点を徹底的にトレーニングします
この中性浮力を活かせば

お魚など驚かせず観察もでき、生物もフィンキックで傷付けることもありません

水中写真撮影も落ち着いて撮れるようになります

海の前にプール環境でじっくりと練習したい方は「プール開催コース」もございます
お気軽にお問い合わせ、お申し込みくださいませ
料金(税別)
●海洋実習費
各ダイビングポイントのビーチツアー料金 に準じます
●ダイブ本数
基本2DIVE
追加ダイブも可能(1日合計3DIVEまで)
●講習費
1DIVEにつき/6,000円
●催行人数
1名様より開催

●Cカード発行申請料(希望者のみ)
詳しくは ➡コチラ
料金に含まれるもの
指導料
シリンダー代(2本)
当店から現地までの交通費
施設利用料
傷害保険
料金に含まれないもの
●器材レンタル代→価格表はこちら
※初めてご参加の方は全レンタル代が半額になります
●オプションの1ビーチ追加費 6,000円
●追加される場合のシリンダー代 1本 2,000円
●飲食代