このコースを通じて、世界のアマモ場が直面している窮状を理解することができるようになります
アマモ場がどのように機能しているのか
なぜそれほどまでに重要なのか
まなぜ多くのアマモ場が重大な危機に直面しているのか
これ以上の悪化を防ぐためにひとりひとりができること
について受講することが出来ます
生徒ダイバー参加前条件
・PADIオープン・ウォーター・ダイバー 以上
・PADIジュニア・オープン・ウォーター・ダイバー(年齢10歳) 以上
・または他団体の同等資格の方は受講可能
参加前に習得しておきたいスキル
特にございませんが、観察する際に生態系を傷付けない基本的な中性浮力は必要
まだ不安な方は → 中性浮力講習 を事前に受講ください
講習内容
<学科>
海洋実習前にクラスルームで1時間半ほど
<必要ダイブ数>
4回のオープンウォーターダイブで構成され2日で実施可能
◆講習達成条件
・アマモ場再生の必要性を理解すること
・アマモの播種または株の移植時の安全な潜水計画・編成・実施ができるようになること
・環境に合わせた播種または株の移植方法を選択できるようになること
・アマモの播種・株の移植に適したポイントを選択できるようになること
◆海洋実習
<ダイブ1>
・アマモ、アマモ場がどのようなものかを観察する。
・アマモ場で見つけた生物を5つあげる。
・アマモが生息している水中の土壌・流れ・光量を観察する
<ダイブ2>
・ダイブ1のアマモ場の水中とは何が違うのかを観察する
・アマモ場の生物量(多様性・同種の数)を比較する
(ダイブ2はアマモの生えていない場所で実施)
<ダイブ3>
・ダイブ1のアマモ場の水中とは何が違うのかを観察する
・アマモ場の生物量(多様性・同種の数)を比較する
水中環境観察・調査ダイブ2との違いを見つける
(アマモの生えていない場所且つ水中環境観察・調査をダイブ2とも違う海底土壌ポイントで実施)
<ダイブ4>
・インストラクターと話し合い、播種または株の移植ポイントの選定をする
(新ポイントでは港湾管理者、漁協への申請および許可が必要。本講習では許可の下りている横浜市・金沢区の野島公園または海の公園、八景島、神奈川区滝の川にて行なう)
・インストラクターと話し合い、習ってきた6つの方法のうちひとつを選ぶ
・50粒以上の播種または20株以上の株移植をする
アマモ植え付け 1年のスケジュール
6月
アマモの種採取
7月
アマモから採取した種を選別します
それをポットに移してお店に持って帰り、1週間に1回の割合で海水を取替え
水温が下がる11月頃まで暗所で保管します
11月
苗床作り
土に戻るバイオポットに種を採取した所の砂を入れて種を植えます
水温が下がってくると、アマモは発芽します
12月~2月まで水中で芽を出させます
水槽の中でアマモを発芽させます
しっかり根が出てくるまで待ちます
3ヶ月程で葉が伸びます
根もしっかり伸びたところで3月に種を採取したアマモの生息地に植え付けをしに行きます
アマモ植え付けまでの1年の流れ
→ コチラ
料金(税別)
●講習費
12,000円
●海洋実習費
その年の逗子ビーチの ツアー料金 に準じます
●催行人数
2名様より開催
●講習で必要なもの
・標準的な一般ダイビング器材
・ライト
●講習費に含まれないもの
・器材レンタル代
→ レンタル価格
●Cカード発行申請料(希望者のみ)
→ 詳しくはコチラ
ツアーの様子
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