立春ですが水中は冬の楽しみが盛り沢山!?
今日も暖かいですねぇ
先日、2月3日は二十四節気の最初の節気「立春」で、暦の上ではいよいよ春の始まりです
冬至と春分の中間にあたるのが立春
また立春は、七十二候では「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」になります
春を感じるあたたかな風が、東の方からふぅっと吹き、湖や川の氷を解かしていく意味だそうです
日本には1年を4等分した「四季」、さらに細かく24等分した「二十四節気(にじゅうしせっき)」という季節があります
東風解凍はそのどちらでもない、「七十二候(しちじゅうにこう)」と呼ばれる季節のひとつです
二十四節気は1年を24等分し、約15日ごとに移り変わりますが、七十二候は1年を72等分し、約5日ごとに移り変わるとても短い季節
日本人はそれ位短い期間でも、微妙に季節を感じられる環境にいて、それに気付く繊細な民族なんですねぇ・・・
そして今日は春一番が吹きました
関東では過去最早だそうです
春はもうすぐそこ!・・・ですが
実は水温は陸上の気候から2か月遅れのため、我々ダイバーはこれから冬本番! (でも実際は陸上の気温が上がるので体感温度は寒く感じなくはなりますが…)
しっかりと防寒対策して、春濁り前のきれいな冬の海を楽しみましょう!!
冬の生物と言えば・・・
ご存じ深海魚の「キアンコウ」
駿河湾は日本1位の深さ
相模湾は日本2位の深さ
深海に囲まれた伊豆は、深海魚もよく観察できる日本でも随一のポイントなんです
◆近場ではどんな深海魚が見れる?→ コチラ
最近キアンコウがみられてるポイント
・江之浦 ・福浦 ・大瀬崎
そして冬のアイドル「ダンゴウオ」
◆過去のダンゴウオ紹介のツアーブログ→ コチラ
これまた北の海からの流れ者ですが、当然南下すればするだけ発見例は少なくなります
伊豆は南の魚から、北に生息する生物まで、広い範囲の生態系を観察できる貴重なエリアでもあります
これからよく見られるポイント
・早川 ・江之浦 ・福浦 ・岩
・逗子 ・宮川湾
そして海藻が多く生える透明度のいい冬ならではの景色
◆海藻についてのウンチクブログ→ コチラ
冬の海は色んな楽しみ方がありますね~