
8/14 山梨県の本栖湖に行って来ました
富士箱根伊豆国立公園の特別地域内にある富士五湖の1つで、世界文化遺産の構成要素に含まれている「本州No1の透明度」を誇る、非常に貴重なダイビングポイントです
しかも標高は900m以上の場所にあり、高所潜水(アルティチュードダイビング)が楽しめると言う、更にレア度が増すダイビングです
と言う事で、なんと今回ご参加の方々は遠方からお越しです!
なんと二人とも大阪からわざわざ潜りに来ていただきました
吉田も併せて関西弁トークになりました(笑)

旧千円札に描かれている湖はここ本栖湖
まさにここ!って場所に行き、まずは記念撮影

道路でセッティング
皆が何事って顔をして車で通り過ぎて行きます(笑)

エントリー口は、湖ですので波も流れもありませんので初心者の方でも入りやすく出やすいです

潜降してすぐにボートがありました
高所潜水レックダイブです(笑)


水中には、実に様々な形をした木が沈んでいます
自然芸術ですね…

これなんか、羽ばたいて飛んでいきそうな鳥にしか見えない…

かなり大きな大木が沈んでますが、何やら雰囲気がホラー映画みたい(^_^;)
ここのポイント名「ホーンテッドマンション」の由来の木です
「木」を見ながら泳ぐって、海ではなかなかな体験できないですね
そこになんとドイツゴイこと「鏡鯉」が!
しかもブラックバスと泳いでる…
変な柄の体表にはなんと、鱗がないんです

極めつけがこいつ!
木の中を覗けるんですが…

もう人が泳いで行けるくらいの大きさ!
凄いですねぇ~

木の中にいた魚はこいつ、ナマズの仲間「ギギ」
名前の由来はギギって鳴くから
なんか可愛い

他にも海と違って変わってるのが、富士山が噴火した時の溶岩が固まってできた地形

それが割れて、傾斜になっています
かと思えば、こんな水底も…
砂や泥が堆積してできた水底は、ドロドロ状態
中性浮力必須です!
その砂の中から…

埋もれていた、昔懐かしいデザインのサッポロビールの空き缶が出てきました
宝さがしみたいで楽しい!

こっちの缶も昭和感が…
H君が生まれる前からずっと沈んでたんだね~
そして夏季のみ見れる自然現象は…
サーモクライン
日本語では水温躍層(すいおんやくそう)と言うそうです
浅場と深場で水温差が激しい場合に出現する自然現象で白い帯のような物が水中を漂います
夏場のツアーでのみ見ることが出来ます
ちょっと濁りと混じってて分かりにくいですがうっすら出てます
分かるかなぁ…?(^_^;)
因みに水面はこの日25℃ほどあったのですが、水底は15,6度ほど…
キーンってかき氷食べた時みたいに頭痛くなる感じの冷たさで、水底から湧き出てる水は余裕で10度切ってると思います(^_^;)

エキジット直前、小鮎の凄い群れが!
ここ本栖湖は川と繋がっていない湖なので、アユも当然遡上できませんが、エサが豊富な湖の為、川を遡上する為の大きな体作りは必要ないとの事で、一般のアユよりも小ぶりなんですね
て言うかそもそも「小鮎」って琵琶湖の鮎の事を指すみたいですね
同じ境遇だから本栖湖のも「小鮎」って言うみたいです
吉田は湖のアユだから「湖鮎」って書くのかと思ってたら、全然違いますって現地のスタッフに一刀両断されました(^_^;)
今月は琵琶湖を潜るので本場の「小鮎」を見てきたいと思います
ランチは…

食べたのは小鮎じゃなくて「ワカサギ」(笑)
鹿カレーは残念ながら売り切れ

お疲れさまでした~