
レックとは「難破船」を意味しており、レック・ダイビングは一般的に、海底に沈んだ船を潜ることを指します
年月を経た沈船は、色とりどりのソフトコーラルが群生する魚礁となり、多くの魚たちの恰好の住処になっています

海底に沈んだ輸送船、戦艦、戦闘機など、世界中にレックポイントは非常に多くあり、人気を集めています
考古学など歴史好きな方にもたまらないダイビングになっています
講習では
安全にレックダイビングを行う基本的なスキル
水中地図作成
希望者には沈船内部に入る「ペネトレーション」ダイビングを開催しております
生徒ダイバー参加前条件
・PADIPADIアドベンチャー・ダイバー以上
・15歳以上
・または他団体の同等資格の方は受講可能
・中性浮力がしっかり取れる方
参加前に習得しておきたいスキル
◆レックポイントでは砂や堆積物が多く、フィンキック不良から視界不良にならない為に、基本的な中性浮力スキルとフィンワークは必須です
まだ不安な方は → 中性浮力講習 を事前に受講ください
◆レックポイントはボートで移動する場合が殆どなので、基本的なボートダイビングスキルが必要です
まだ不安な方は → ボート講習 を事前に受講ください
◆レックポイントは相対的に深いダイビングとなることが多いので、ディープ環境に慣れている必要があります
まだ不安な方は → ディープ講習 を事前に受講ください
中、上級者向けコースの為、まずはご相談ください
参加される方のスキルを判断し、熱海でのレックダイビングコースに参加できるか事前に判断させて頂きます
※レックⅠだけの受講は認定条件がペネトレーション等を行わない内容となりますので、ご参加いただきやすくなります
お問い合わせください
講習スケジュール
1日目:レックⅠ SP

◆学科プレゼンテーション①&②
・海洋実習前に1時間ほど

◆海洋実習
ダイブ1&2
※レックⅠだけの認定の場合はここで終了です
2日目:レック SP

◆学科プレゼンテーション③&④
・海洋実習前に1時間ほど


◆海洋実習
・ダイブ3&4
講習内容
◆学科プレゼンテーション①
●レックダイビングの目的と機会
・レックは直接体験できる現実の歴史的資源

・漁礁であることから水中生物との出会い
・ワイドな写真撮影が可能
・日帰りで潜れる熱海の沈船について

●レックダイビングの法律
・2つの沈没船法
サルベージ法と古物保護法について
・歴史的工芸品の持ち帰ってはいけない理由について
・地域の法律や規制について

●レックダイビングの危険性
・5つの潜在的危険性
①鋭利な物体
②水中拘束
③水中堂生物
④不安定な建造物
⑤サージポケット(吸引力)

・内部に入る「ペネトレーション」の危険性
①方向を見失う
②水面へ直浮上できない
③狭い通路
④落下物
⑤シルト
●レックダイビングテクニック
・レックの評価
・レックのナビゲーション
・深度の考察
・潮流がある水域
・地元のオリエンテーションを聞く重要性
◆海洋実習 ダイブ1

●レックの外側を適切な浮力で泳ぎ、潜在的な危険性を確認する
●途中で浮上することなく、浮上予定ポイントまで帰れるようナビゲーションする
◆学科プレゼンテーション②

●レックの調査
・そのレックポイントの歴史を調査する理由
・気軽に入手できるレックの情報源と、より奥深く調査を可能にする情報源とは

●レックの水中地図作成
・作成の理由
・基本的なテクニック
・作成に必要な道具

◆海洋実習 ダイブ2
●バディでレックの外側を沿って泳ぐ
●レックの大きさを判断し、目印を記録し、地図作成のデータを取る
●内部進入が可能な入り口を調査し評価する
●途中で浮上することなく、浮上予定ポイントまで帰れるようナビゲーションする
※レックⅠだけの認定の場合はここで終了です
◆学科プレゼンテーション③

●ペネトレーションに必要な器材を確認する
●ペネトレーションの3つの制限
①深度
②エア供
③減圧不要限界時間


●基本的なレックペネトレーションテクニック
①レックの入り方
②レック内の移動方法
③ラインの使い方
④緊急事態の対処
・濁り
・ラインを見失う
・ライトの故障
・エア切れ

◆海洋実習 ダイブ3

●レックの外側でライン設置と回収の練習
●シルトを巻き上げず、バディとコンタクトを維持し、ラインに沿ってライトを持ちながら泳ぐ
●途中で浮上することなく、浮上予定ポイントまで帰れるようナビゲーションする

◆海洋実習 ダイブ④-A
ペネトレーションできるレックでのトレーニング
●インストラクターの監督下で実際のレックペネトレーションを以下の通り計画し実施する
・エアの供給量とペネトレーションの制限判断
・砂やシルト(沈泥)を巻き上げず泳ぐ
・ラインとのコンタクトをライトを使用しながら維持して泳ぐ
・途中で浮上することなく、浮上予定ポイントまで帰れるようナビゲーションする

◆海洋実習 ダイブ④-B
ペネトレーションできないレックでのトレーニング
●インストラクターの手助けなしでバディとレックダイビングを計画し以下を実施する
・潜在的な危険性を認識し回避しながら、レックの外側を泳ぐ
・途中で浮上することなく、浮上予定ポイントまで帰れるようナビゲーションする
料金(税別)
●講習費
<レックⅠ:海洋実習ダイブ①~②>
・学科講習費 3,000円
・1DIVEにつき/6,000円
◎海洋は2DIVE
※認定までの最低必要ダイブ数です。この本数で修了する事を保障する訳ではありません。達成条件がクリア出来なかった場合は追加講習の場合もございます

<レック:ペネトレーションを行わないダイブ③~④-B>
・学科講習費 3,000円
・1DIVEにつき/7,000円
◎海洋は2DIVE
※認定までの最低必要ダイブ数です。この本数で修了する事を保障する訳ではありません。達成条件がクリア出来なかった場合は追加講習の場合もございます

<レック:ペネトレーションを行うダイブ③~④-A>
※ペネトレーションを伴う講習は、現在テックインストラクターが担当しています
講習料金はお問い合わせください

◎海洋は2DIVE
※認定までの最低必要ダイブ数です。この本数で修了する事を保障する訳ではありません。達成条件がクリア出来なかった場合は追加講習の場合もございます
●海洋実習費
その年の熱海の ツアー料金 に準じます
●催行人数
2名様より開催ですが状況によりお一人様からでも受講可能です
お問い合わせください
●上記料金に含まれないもの
・飲食代
・器材レンタル代
▶レンタル価格はこちら
※当店を初めて利用される方は1日分のレンタル代が半額のサービスがございます
・Cカード発行申請料(希望者のみ)

▶ 詳しくはこちら
講習で必要なもの
・標準的な一般ダイビング器材
・水中ライトx2本
・リールまたはスプール(当店でも販売しております。お問い合わせください)

講習、レックツアーの様子

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